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秋に起こりやすい高齢者の体調トラブルと簡単な対策

夏の厳しい暑さがやわらぎ、心地よい風の吹く秋は、一見過ごしやすい季節だと思われますが、実は注意も必要です。乾燥・寒暖差・日照不足といったリスクが高齢者の体や心に影響を及ぼしやすく、思わぬ体調不良を招くきっかけになります。

 今回は、秋の気候が招く心身への悪影響とその対策についてご紹介します。

 

乾燥

 空気が乾燥すると、風邪や感染症のリスクが増します。乾燥して喉がいがいがするなどの不快感があると、水分補給が減り、脱水症の原因にもつながります。

また、皮膚の乾燥によって痒みが出やすくなり、掻きむしることで肌トラブルに発展するケースも少なくありません。痒みは、ストレスの原因にもなるため、適度な保湿は必要でしょう。


乾燥への対策

 秋からの乾燥対策には、加湿器の設置が便利です。また、いつも座って過ごす場所には飲み物を置いておき、こまめな水分補給ができる環境づくりをしておきましょう。空気が循環しやすいように、家具の間隔を空けてみるのも有効です。

 入浴後は保湿クリームを塗り、綿やシルクなど着心地の良い素材の衣服を選ぶと肌の乾燥による不快感がやわらぎます。

 


寒暖差

 秋になると、朝晩の冷え込みが見られるようになります。しかし日中は気温がグンと高くなる日もあり、暑さと寒さの両方が押し寄せる日も見られます。こうした寒暖差は、血圧の変動を招きやすく、人によっては疲れやすくなったり心臓などへの負担が増したりといった影響を受けることもあります。

 また、寒さで手足や腰などの筋肉の動きが悪くなると、思うように体を動かしにくくなり、特に高齢者の場合は転倒の危険性が増します。


寒暖差への対策

秋はまだ暖房器具をフル稼働させる家庭は少ないかもしれません。特に日中が暑くなるような時期は、気軽に保温ができるようなアイテムや家具の工夫が便利です。

 日中は、暑すぎず寒すぎない場所で過ごすようにしましょう。日差しが入りポカポカと気持ちの良い日には、窓際に椅子を持ってきて座るのも良いですね。また、肌寒いと感じた時には膝掛けを用いたり、ラグやクッションを夏用から冬用へと変えるのも良いでしょう。 パジャマや寝具は段階的に夏物から秋物へと変えていき、腹巻きやスカーフなどの小物を徐々に増やしていくのもおすすめです。

 さらに、木製の家具は、ナチュラルな雰囲気で癒されるだけでなく、熱を逃がしにくいという特徴もあります。触った時の温かみのある感触も魅力です。秋冬だけでなく、一年を通して使いやすい素材のため、家具の買い替えを検討している方は木製のものを選んでみてはいかがでしょうか。

 


日照不足

秋になると、徐々に太陽が出ている時間が短くなります。日照不足は、体内時計の乱れや気分の低下、食欲の低下を起こす要因にもなるため注意が必要です。 特に高齢の方の場合、屋外での活動時間が短い人も多く、日照不足による不調を起こしやすいため、できるだけ日々の暮らしの中で工夫をしていくよう心がけましょう。例えば、足腰が弱く1人で外出することが難しい場合は、日光の当たる窓際で日向ぼっこをするのもおすすめです。

 体内時計が乱れると、睡眠時間がずれて不規則な生活につながることもあります。日光を浴びる時間をできるだけ朝にもうける、昼寝は短い時間にとどめる、など生活リズムを整えることも大切です。

 さらに、日光を浴びることは精神を安定させるセロトニンの分泌を促すことでも知られています。セロトニンが不足すると、気分の低下や食欲低下につながる恐れもあるため、軽視することはできません。


日照不足への対策

 午前中に散歩をするなどしてしっかりと太陽の光を浴びながら体内時計を整えるのが理想ですが、アクティブに屋外で活動することが難しい高齢の方も多くおられます。屋外での活動が難しいようなら、窓を開けて窓際に設置した椅子に座って過ごすのがおすすめです。窓からの採光を意識して、光を遮らない家具の配置に配慮しましょう。

 


秋バテにも注意

 酷暑となる昨今は、夏バテの影響が秋になって表面化するケースも珍しくないと言われています。疲労感の継続や自律神経の乱れによる睡眠不足等の影響が、秋の気温差や気圧変動によってさまざまな不調につながるとされています。例えば、朝しっかり起きられない日が続いたり、食欲が改善しないなどの不調は、夏バテの延長である「秋バテ」かもしれません。

 秋バテは、先程ご紹介した寒暖差や日照不足にも通じる部分が多いです。できるだけエアコンも活用しながら寒暖差による体への負担を軽減し、お日様の光を浴びる時間をつくって規則的な生活を続けましょう

 暑さがやわらいでも油断せず、こまめに水分補給をしながらできる範囲で体を動かしましょう。秋は、冷たい食べ物を控えて体を温める消化の良い食事に切り替えるのもおすすめです。3食バランスよく食べることで、より効果的な秋バテ対策につながります。

 

冬を元気に過ごすためにも秋から対策を

高齢の方に限らず、秋は体調を崩しやすい季節です。特に体力が低下している方にとっては、想像以上に心身への負担が大きく、元気がでない・食欲がでないなどの不調が続くこともあります。今回ご紹介した内容を参考にして、必要に応じて家具の配置や変更も取り入れながら、元気に冬を迎えられるよう準備していきましょう。

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